年度末はまとめの時期です

長野市障害ふくしネット(協議会)こども部会の今年度最後の執行部会でした。
3月28日の全体協議会に向けて、一年のまとめ作業をしました。

立場の違う人の意見を聞くのはとても勉強になります。

親の立場だけでいれば「もっと福祉サービスが使えるようになってほしい」
「学校の先生はもっと勉強するべき」「行政ってやつは」と言いたくなるけれど
こども部会の部会長のときは、親の立場を横に置いています。


親の立場を横に置いて話を聞いてみれば
福祉事業所の運営の大変さ
先生という立場の多くはわかろうとしてくれていること
担当になる行政の方も入れ替わりが激しく思い半ばで異動していること
福祉サービスを政策に入れていくことの大変さ
などなどみえてきます。

障害のある子どもへのために行動してくれる方は多いけれど
「こうなったらいいな」を実現していくためにはまだまだ先は長いです。
だけど、振り返ってみると確実に進んではいます。


数年前までは、毎年同じ悩みが出て解決しないでぐるぐるしていました。
例えば、

子どものことで相談すると障害福祉課を案内される。
まだ障害かどうかわからない段階でそこに行くのは親としてはつらい。
障害の有無に関係なく相談できる窓口がほしい。


という課題は、こども相談室ができて相談窓口が一本化されて解決。
相談者にとって「相談して良かった」かどうかは別の話ですが・・・


園の巡回相談が足りない。それに複数の担当者が同じ園に行くから現場が混乱する。


と連携の必要性を確認して終わっていた課題も
こども未来部主導で巡回相談員の連携会議や地域発達支援会議が開催されるようになり
行政と福祉と医療とが顔の見えるつながりができたそうです。


他にも、療育コーディネーター企画の勉強会が定期的に開催されるようになってきたり、
相談や放課後等デイの受け入れ先も増えてきたり、
振り返ると数年前とは状況が変わってきていることに気が付いたので
来年度は「こども部会が担うべき課題を整理する必要がある」
というところで落ち着きました。


私の執行部生活もこれで卒業です。
来年度も執行部に残ってと引き留めて頂いたのは嬉しいけれど
いつまでも同じ人がいるのはよくないし、
のど元過ぎれば・・・で、我が家のムクも高等部になれば生活も落ち着くし、
子どもの年令が小さい方に入ってもらい、より熱い議論をしてほしいな。

こども部会は本当にたくさんの参加者がいるので
進行しながら意見を集約したり(全ての集約は無理だけどicon10
参加者それぞれの参加目的に見合った内容で進めたりするのは難しかったです。
でも、ファシリテーションの難しさと面白さを学ばせて頂きましたicon01
来年度からは一人の部員として参加する予定ですicon22



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