初めての文化祭@養護学校高等部

久しぶりに更新icon01
ログインしたら「しまりーさん、42日ぶりのログインありがとうございます」とメッセージがicon10
カウントして頂きありがとうございます。

先日、ムクの養護学校の文化祭がありました。
ステージ発表は小学部から。
なんだろうね・・・我が子より感動するって。
手作り感満載のステージで、映像を使ったり、演奏したり、
頑張っている姿っていいね。

ムクも頑張ってました。それなりに。
猫のカチューシャが似合うのはムクらしいというか・・・

同じクラスのメンバーは、ほとんどの子が人前に出るのは苦手なハズ。
それでも大きな声で劇をしたり、
笑顔で踊ったり、
陰でスタッフをしたり、
それぞれがそれぞれの場所で関われるように工夫してれたのかな、と。
先生方にも感謝ですicon12



ムクが作ったスマホポーチは6個作って完売icon14
もちろん買いましたよ。
試作品を持ち帰ってきたからプレゼントしてくれるのかと期待していたら
「あげない。買って。」って言うんだもの。

木工班のスピーカーはスマホを入れるとスピーカーになるそうです!
電源を必要としないし、デザインもいい感じなのでオリジナルサイズを発注してきましたicon01
ついでに・・・充電しながらおけるようにケーブルが通せるように改良もお願いしてねface03

こんなに楽しい文化祭。
来年も楽しみです。
あ、来年はユズの中学校最後の文化祭と重なるかも・・・
うーん、まあ、いっか。そっちはいかなくてもface06

  

Posted by しまりー at ◆2017年10月01日17:55

夢は大きく★HappyBirthday Muku

数日前の会話。

ムク 実況中継したい。どうすればなれるの?
ハハ アナウンサーがやってるよ。

ムク 原稿、あるの?
ハハ ないよ。試合の様子を見てその場で考えて喋ってるよ。

ムク じゃ、文章力、必要じゃん。
ハハ そうだね。どのスポーツの実況中継やりたいの?

ムク バレーボール!

ハハ 誰かに聞かせたいの?

ムク (しばし無言=考え中)・・・ううん

ハハ 一人で実況中継したかったらYouTubeにアップする?
   人気が出るかもよ~

ムク (しばし無言=考え中)・・・ううん


そんな会話をしている間、せっせと何かを書いているので覗いてみると
中学一年生でもらった国語の問題集。
本人いわく、「実況中継のため」 だそうですface02

夏休みはスポーツのテレビ観戦三昧。
高校野球とバレーボールは夜中のスポーツニュースも録画してます。
どれも試合結果を確認するのではなく実況中継を聞くため。

VS嵐のナレーションから始まった一人ナレーション遊びは
一人実況中継遊びに変化しています。
夢は大きく!
好きなことが仕事に結びつくかどうかなんて誰にも分らないけれど
夢を追いかけることは悪いことじゃないよね。




  

Posted by しまりー at ◆2017年08月20日15:40

夏と言えば信州カンファ


信州特別支援教育カンファレンスが終わりましたicon01
県外から参加される方と顔見知りになったり
懐かしい方に会えたりするので
行かねばならぬの夏祭りのようなイベントです。

抄録集の表紙のセンスや
おまけのセンスは最高です。
悩むのは
どの講座を聞こうか決められないこと。
分身の術でも使えればいいんだけど。


「小中学校の荒波の中で」では、
学校という荒波の中を頑張って過ごしているのは子どもだけじゃないことを知り、
「試行錯誤、進路指導」では、ムクの今後に必要な視点を知ることができました。
講師のT先生に感謝を伝えたくて声をかけたらブログを読んでいただいていたとのこと。
わーいicon14

「SSTの理論と実際」の話では、前からうまく説明できなくて課題だった
「ほめるを伝える」ペアレントトレーニングと
「ほめるのではなく勇気づけ」なアドラーの関係がスッキリしましたface02

「合理的配慮と高校入試」の話は・・・
深すぎて書ききれませんicon10
来年のカンファまでに何ができるか、
会場の皆さんの想いが一つになった気がします。

実践発表ではあるけれど、どれもすごい内容だけれど
どの発表にも通じているのは
子どもたちが使いやすいモノやコトを追求して
目の前にいるこの子に必要なモノやコトを考え
子どもたちの生活を豊かにすることを大切にしている

その想いが伝わってきます。
保護者にもぜひ参加してほしい。


 

文房具もたくさん。
スイッチもたくさん。
抄録集もたくさん。
教材もたくさんありました。
先生方のアイデア作品を観ていると楽しくなります。





一番、楽しかった時間はコレ↓
この再現性の高さは素晴らしい!
その場に行かなくちゃこの楽しさは分からないかも。
来年はセミファイナルだそうなので、
ぜひ!



先生方、ありがとうございましたicon01
(右から)

「ぽっしゅん」bo-yaのページ
しましま日記
ドロップレット・プロジェクト
Mr.YAJICの特別支援教育
信州スイッチラボ
maple valley ~乙女手芸部~
Oh!田のOh!特別支援教育

  

Posted by しまりー at ◆2017年08月07日16:17

職場体験先の候補に・・・

夏休みですicon01
サマースクールを企画してくれたおかげで、
7月31日まで登校していたムク。
それ以降はテレビ観戦三昧の夏休みを満喫していますicon10

そんなのんびりした午後、玄関に警察官がface08
ビックリしながら出るとただの巡回でした。
家族構成の確認中に「ムクの高校は?」と聞かれたので
「養護学校高等部一年です」と答えると

「2年先の進路に警察官も候補にいかがですか?」


えっと・・・養護学校って言ったけど・・・知らないのかなぁ
とりあえず聞き流したけど、よく考えたら一学期に行った職場体験先って福祉関係ばかり。
警察官は無理でも警察署とか市役所とか福祉じゃないところで、
かつ、理解のある(と、思いたい)行政関係の職場体験もいいな。

今度提案してみよっと。
  

Posted by しまりー at ◆2017年08月04日16:27

本のように人の話を読む(聞く)イベントへ

今日は権堂〇〇フェスタ(ごんどう まるまる フェスタ)でした。その中のヒューマンライブラリ実行委員として参加してきましたicon01

ヒューマンライブラリは本を図書館から借りて読むように
マイノリティや色々な経験をした人の話を聞きます。
こちらの記事を読んだ時から気になっていたイベントなので
一緒にやらないかと打診されたときは
「やる!」と即答しましたicon14
http://tabi-labo.com/246396/humanlibrary

会場は北野文芸座地下。
格式を感じる会場です。
集中して話が聞けるようにテーブルにランプがあるといいね、
ということになり、ブルーライトアップの時に作ったLEDランプを置きました。天井がいい感じicon12

普段から障害のある方と出会うことが多いので、
支援をする気持ちはある方だと思っていましたが、
今日は自分の未熟さを痛感しました。

耳の聞こえない方が参加された場合、手話のできるスタッフが足りない・・・どうしよう。
ということになり、少し前に知ったこのアプリを使うことを提案しました。


が!

実際に「人の話が聞きとりにくいので・・・」と教えてくれた方に
「UDトークで文字表示できますよ」と紹介することができなかったんです。
自分で言い出しておきながら。
これが「うちの子、自閉症なんです」と言われたら、
「じゃあ、こうしましょうか」と色々なことを提案していたと思う。
何が違うのか。
普段の生活の中に、聞こえにくい方の生活のしずらさについて視点を持ってないから。
全盲の方にも「私はアンケートをどうやって書けばいいのか」と聞かれて
あっちゃー
今後に生かしたいです。


今回はマイノリティ(社会的少数派)の方がたくさん集まりました。
打ち上げの準備をしているときに、聴覚障害の方々が沢山いらっしゃり
みなさんが手話で会話をしていました。
私にはさっぱりわからないのですが、自分以外がみんなで手話をしていると
「この状態って私がマイノリティなのかも・・・」とちょっと不安にicon15

マイノリティとかマジョリティとか
障害があるとか障害がないとか
なんとなくわかれているけれど
境界線は明確ではなく
どこで入れ替わるかわからないものですね。

ヒューマンライブラリに関われて本当に良かったですicon01
実行委員のみなさま、読者のみなさま、ありがとうざいました。
  

Posted by しまりー at ◆2017年07月30日22:23

夢が叶う☆地元で講座

先日、さんぼんやなぎプロジェクト主催講座
「発達障害を知ろう」に講師として呼んでいただきました。

さんぼんやなぎプロジェクトは、「子どもを中心とした地域の居場所づくり」を
三本柳小付近にて行っています。
来週も夏休み中もイベントがあるので詳しくはブログをみてね。
http://sanbonproject.naganoblog.jp/

前半は、長野県作成の発達障害者サポーター養成講座。
後半は、しまりー家の実践報告です。

子育て中の方から
祖父母世代の方まで
合計14名の方に参加して頂きました。
子どもに関わっているだけあって、
みなさん熱心に聞いて頂いてありがたかったです。
発達障害は当事者の親だけでなく、
周囲にいる方々が知っていてくれるだけでも心強いです。
だから地元の川中島公民館で開催したかったので夢が叶いました☆

久しぶりに昔の子育てを思い出してみましたが
やっぱり辛かったです。
だけど、今は、当時からは想像できないくらいラクになりました。
ゆっくりだけど成長(発達)するんですね。

発達障害者サポーター養成講座は短縮版ができて
約45分で発達障害の基礎が理解できます。
体験できるのがおすすめ。
こちらから申請すればテキストは県が準備してくれます。
https://www.pref.nagano.lg.jp/hoken-shippei/kenko/kenko/seishin/supporter.html

うちの地区でも開催したいけど…という方はぜひっ。
わが家のグッズをもってどこへでも伺います!





  

Posted by しまりー at ◆2017年07月17日11:35

できるようになる時は必ず来る

今週と来週は職場実習のムク。
一年生なので、今週は校内実習で、来週は集団で事業所見学です。

ハハはこの時を待っていました。
なぜなら・・・学校の先生から

「仕事をするときはビジネスマナーとして髪を縛ります」
「社会人になったら自分で縛れるようにならないといけない」
「だから今から練習しましょう」


と、ムクに言ってもらえるからicon22

ムクは必要だと言われれば髪を縛ります。
でも、そろそろ自分で縛れるようになってほしい・・・
家で練習するだけでは足りないだろう。
学校でも練習させてもらえれば早くできるようになるかも!
それにハハから言われたのでは必要性を感じなくてやる気が出ないはず。

そう思って、職場実習が始まる前にこっそりと先生に頼んでおきましたface06


そして職場実習初日。
「きっと必要になるから」とヘアゴムとくしを持たせたのは言うまでもありません( ̄▽ ̄)


下校時間に迎えに行くと・・・
ムクが髪を縛ってるicon14
それなりにきれいなので先生が縛ったのかをきくと

自分で。もう一人でできる。

face08face08face08


年長さんの時から自分で縛っていたユズと比較して
「ムクはいつになったら自分で縛れるんだろう」と何度もやらせたけれど
何度やらせても身につかず、イライラするばかりなので縛るのを諦めていましたが
できるようになるタイミングは人それぞれなんですね。


少し教えればできるくらいのことから教えるのがいいのかも。
焦らず、待っててよかったface02
  

Posted by しまりー at ◆2017年06月22日13:50

集中力がつく!カモ

iPhoneアプリにはあまり興味のないムクですが、珍しくヒットしたアプリがこれ。


これは面白いicon14
もうね、クリアしたときの達成感が半端ないです。
ゲーム好きとしては、ムクと同じステージがクリアできないことが悔しい。
集中しないと達成できないので、
これを使って集中力を鍛えるのも。。。いいかも。


ユズのお気に入りはこちら。
ピタゴラスイッチ好きにはたまらないicon14


ピタゴラスイッチを実物で作りたいといわれると
場所と時間と道具をそろえることを考えて躊躇しませんか!?
これで作った気持ちになれたら、親にとってはありがたい。

けど

工作好きなお子さんには不評だろうねicon10
単純だけど見ていて飽きないです。
  

Posted by しまりー at ◆2017年06月13日14:06

6月のイベント☆よつ葉の会が活発だ

◆6月3日 13:30~ 安曇野市ささえあいセンターにじ
 「発達障害のある子の高校進学」



◆6月11日 13:30~ 長野市サンアップル長野
 「高校進学から社会へのつながりを考えよう」



◆6月17日 13:30~ 上田市ふれあい福祉センター
 「茶話会」




  

Posted by しまりー at ◆2017年06月02日16:02

6月16日:サポートブックをかく日

サポートブックは子どもに関わる方に、
子どもの特徴を知ってもらい、
関わる人が変わっても同じ支援が受けられるようにするためのツールです。

入園や入学だけでなく、進級の時に担任の先生が代わることがあります。
引き継ぎも十分にできないまま、異動せざるを得ない場合もあるため
同じ支援を引き継いでもらうためには改めて情報の共有が必要になります。
その時に役に立つのがサポートブックです。

どんなときに困って、
どんな支援をしたら子どもが安心した、
というような具体的な内容が書かれていると
成人した時に自己理解にも役立ちます。


でも
日々の子育てに追われ、
サポートブックを書く時間が取れなかったり
書くこと自体が苦手だったり、
何を書けばいいか悩んだり
良いとわかっていても書けないものです。

そこで!
サポートブックを書く日を決めて
子育ての話をしながら一緒に書きませんか。

日 時 平成29年6月16日(金)10:00-12:00
会 場 児童発達支援センターにじいろキッズらいふ2階(第3会議室)
参加費 無料(印刷が必要な場合は印刷代)
持ち物 筆記用具
    母子手帳や成長記録など
    サポートブック(あれば)


サポートブックって何?という方は、色々あるので紹介します。
長野県発行の「わたしの成長・発達手帳」とか
長野市発行の「はぐくま」とか
一番のお気にいり「StepNote」とか・・・

お気軽にお越しください☆彡

※今後の開催予定
7月 7日(金)
8月24日(木)
9月21日(木)
10月20日(金)
11月17日(金)  

Posted by しまりー at ◆2017年06月02日12:55

中栓忘るべからず

高等部に入学して早二か月。
入学式のことから通学のことなど書きたいことは色々あるけれど、
あまりにも間が空いてしまったので、昨日の出来事からface02icon10

ムクを送って家に着くと、台所にこれがありました。

水筒の中栓

今日は自分で水筒の準備をしていたんだよね。
中栓の入ってない水筒が、その後どうなるのか
想像できるだけにオソロシイface07



迎えに行ったときに「今日、いつもと違うことはあった?」と聞くとニコッと笑って「水筒」。
「こぼれて大変だったでしょう」というと「別に」とあまりたいしたことはない感じ。
そうなんだ・・・と思って先生に聞くと

教室に入ってくるなり「きゃーっわーっ大変だー」と大騒ぎしていましたよ。
筆箱が濡れて、リュックも天日干しして、
最後は「これ、壊れたからいらない」って捨てようとしていました。


過ぎたことは気にしないムクですが
中栓の存在意義はきっと忘れないでしょうicon01
  

Posted by しまりー at ◆2017年06月01日21:42

【写真de報告】世界自閉症啓発デー

50日ぶりに更新です。
その間にも訪問して頂いた方がいることが嬉しいです。
ありがとうございます。

自分にとって一大イベントだった世界自閉症啓発デーの報告を・・・
まだクラウドファンディングのお礼の品が未入荷の方もいるので
完全な完了ではありませんが、
沢山の方のご協力によって達成できたことを感謝しています。
夢は叶うんですね。













☆来年もやります☆彡
  

Posted by しまりー at ◆2017年05月17日10:48

4月2日世界自閉症啓発デーは善光寺をブルーに染めるよ!

クラウドファンディングにご協力いただいた皆様、ありがとうございました。
おかげさまで目標金額を達成し、善光寺をブルーに染めることができますicon01



14:00~ MIDORIりんごのひろばにて 
ドラムサークルながのさんによる音あそびを行います。

会場はパネル展示もしているので(しかも一日限り!)
春休みのイベントとしてお出かけください。


18:00~ 善光寺本堂前にてブルーライトアップ「点灯」
来賓を呼んで音楽鳴らして・・・という点灯式ではなくicon10
厳かにカウントダウンをして点灯します。
こちらにもぜひ、お越しください。

どちらも青いものを身に着けてお越しいただくと、仲間がいます。

  

Posted by しまりー at ◆2017年03月28日03:28

自閉スペクトラムの理解と支援について学ぶ

大町市社会福祉協議会
大北圏域障害者総合支援センタースクラム・ネット主催学習会
「自閉スペクトラムの理解と支援」を聞いてきました。
講師は、信州大学医学部付属病院子どものこころ診療部の本田先生です。

タイトルを見て「ん?」
自閉症スペクトラム障害の間違いでは?との思いは冒頭の説明で納得。

スペクトラムについての考え
『連続性よりもむしろ、多様でありながらかつ同類である』
これにも納得です。

重度と言われている自閉症のお子さんも
知的な遅れが少なく会話ができる自閉症のお子さんも
根っこは同じicon01
これは、いとぐるまの会に入会してから実感しています。


自閉スペクトラムの特性があると
・臨機応変な対人関係が苦手
・自分の関心、やり方、ペースを最優先させたい本能的志向が強く
・これが幼児期からみられる

この特性があるだけでは「自閉スペクトラム症」と診断はされず、
特性があるために社会生活上、支障をきたす場合に診断される。
特性のために誰かが困る状態、だそうです。


ムクを振り返ると、幼少期から療育に通い
幼稚園、小学校、中学校と支援を受け、社会生活を支障なく送ってきました。
(大変だった時期はあったけどね)
自閉スペクトラムの特性は持ち合わせていても
「症」がつかない(障害がつかない)状態だったと感じています。

それが・・・

高等部入学を前に「ムクの特性のために誰かが困る」状態になりつつあります。
誰が困るって・・・ワタシですがface02icon10

学校には行きたい。
でも、高等部まで一緒に登校練習してみたら
「メンドクサイ」icon15


ムクの「メンドクサイ」の裏には、
乗り換えがややこしい、とか、覚えられない、とか
知らない場所が怖い、とか、知らない人と乗るのが嫌、とか
何かあるんだろうな。

自力通学ができることを目標にすると
新学期が始まったら一緒に電車で行って電車で帰ってくることを
一人で乗れるようになるまで続ける必要が出てきます。
電車で行った後、ワタシは下校まで7時間をどこで過ごそう。
いっそのこと学校近くで仕事を見つけようか。
そんなことを考えるとワタシも「メンドクサイ」face07


今日の話を我が家に置き換えると
電車に乗って長野駅で乗り換えて通学するというのは
適切な発達の最近接領域(今すぐやって身に着けられること)ではないから
その時が来るまで、車で送迎してあげよう。

うん、そうしよう。

4月からの通学に頭を悩ませていましたが
かなり気持ちがラクになりました。

家の外に出ることに興味がない状態では、
電車に乗って出かけることにメリットは感じないだろうから
まずは電車に乗ってでも行きたい楽しみを見つけることが先かな。


本田先生のお話はこれで三回目。
何度でも聞きたくなるのは、話の内容が難しくなく、
何よりも親(特に、母親)の味方になってくれて
自分のことを承認してもらえた気持ちになれるから。

直接お話を聞く機会があればぜひ。
急きょ参加したのですが行ってよかったですicon01


あと、改めて思ったのは・・・
頑張らない子育ての大切さです。
ブログを読んでいただいている方は「しまりーさんは、いろいろ熱心にやっている」と
誤解されているかもしれないのですが
ワタシがいろいろやってきたのは、自分がラクになるためだけ。
今日だって誰かのために勉強したくて行ったのではなく
自分を承認してもらうためだもの。ムクは家で遊びまくりですicon10
お母さん方にはなるべく自分の時間を作って、頑張らないでほしいな。

  

Posted by しまりー at ◆2017年03月20日23:52

平等と公平について考える

春休みですね。
障害のある子どもを育てていると恐怖の長期休みです。
なぜなら、子どもの預け先がないからface07

我が家のように家が大好きで、どこにも行きたがらず、
一人で留守番ができる子はいいのですが、
目を離すことができないお子さんで、
外に出たがる場合は…話を聞くだけで大変さが伝わりますicon15


長期休みや放課後に福祉事業所を利用できる放課後等デイサービス。
こども部会で放課後等デイサービスの量や質のことを話すときに
いつも頭をよぎることがあります。

***

ほとんどの事業所は、春休みの利用日数を一律に決めています。
一人4日まで、とかね。
春休みが何日間だろうと、障害の程度が何であろうと、一律です。
(そうじゃないところがあったら教えてほしいな)


目を離すと危険が伴うお子さんを育てていても
ムクのように留守番ができる子どもを育てていても
利用できるのは一律4日。


障害の程度で大変さをはかることはできないけれど、
4日という条件は同じだから一見、正しく見えるけれど、
これでいいのかモヤモヤが残ります。


障害者差別解消法が施行されて説明会でよく使われるこの写真。




左側(Equality)を訳すと平等。
左側は背の高い子も低い子も同じ数の箱(=支援)をもらったので
背の低い子は支援があっても野球の試合が見れません。

右側(Justice)を訳すと公平。
背の高い子は箱(=支援)がなくても見れるので箱はあげず
背の低い子は野球を見るために必要な2個の箱をもらってます。
これで三人一緒に野球を見ることができます。


写真は子どもへの支援だけど
立っているのがお母さんだとしたら…
一律4日というのは…

モヤモヤ。


利用できる日数を子どもによって変えるのは、
子どもの様子だけでなく、
両親以外に預けられる先があるかどうか、
近隣や親戚の理解度、
働いているか(フルタイムなのか自営か)、
など総合的に判断しなければならず、

それをジャッジする人は誰なのか、
基準をどうするのか、

そんなことを考えていたら
「利用できる日数を変えることは無理なのかな」
となるんだけどね。

モヤモヤ。

この答えが出る日は来るのかな。



・・・・・・・・・・・・・・【参加者募集中】・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
春休み特別企画「親子でアンガーマネジメント講座」

日 時 3月22日(水)10:30-11:30
    3月26日(日)10:30-11:30
会 場 FABB(長野市川中島町今里1008-1)
参加費 親子一組 2,000円
    親のみ  1,300円
    子のみ   700円
申込先 https://goo.gl/eaQBS1 
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
  

Posted by しまりー at ◆2017年03月19日23:50

サヨナラ給食

ムク中学三年生。
明日は卒業式ですicon01
今朝のムクはとってもご機嫌。
なぜなら・・・

今日で給食が終わるから。


給食が嫌いなんだよね。
高校の進路を選ぶ基準にも「給食がない学校」があったくらい。

小学生の頃は、箸袋に嫌いな魚をそのまま入れて帰ってきたこともあったっけicon10
「量が多いから少なくして」が言えないことで悩んだ時期もあったっけicon10
九年間、毎日、給食の内容を確認して登校していたけど、それも終わるんだ。
こうやって義務教育が終わっていくんだね。
シミジミ・・・

あっけなく卒業式を迎えるので何か忘れているような気がしています。
四月からは義務弁当作りが始まりますicon15
カムバック!給食!!
  

Posted by しまりー at ◆2017年03月15日08:18

4月2日はりんごのひろばと善光寺にGO!


  

Posted by しまりー at ◆2017年03月13日12:51

待機児童が多いのは保育園のハナシだけじゃない

先日、整形外科の待合室でテレビを見ていたら報道首都圏の再放送をやっていました。
http://www4.nhk.or.jp/tokuho/x/2017-03-03/21/23783/1503051/

テーマは「待機児童ゼロ、実現できるのか!?」
ある自治体が計画通りに保育園を増やしたところ
もっと待機児童が増えてしまった、と報告されていました。
その原因として、保育園がないから働くことを諦めていたママ達が
「保育園ができるなら私も働きたい」と入園の希望を出すようになったからではないか、
潜在的な待機児童はもっと多いのではないか、と。


その通りだと思う。
福祉の世界も同じです。

障害のある子が放課後や長期休暇に利用できる
放課後等デイサービスという福祉サービスがあります。
10年前は今よりもっと受け入れ先が少なかったけれど、
放課後等デイサービスの存在も知られていなかった状態でした。

それから徐々に受け入れ先が増えても「足りない」と
こども部会でも議題に上がっていました。

放課後等デイの受け入れ施設が増えても足りない状況が変わらないのは、
障害のある子どもを授かったから仕方がなく専業主婦をしているママ達が
子どもを預けることができると知って
「うちの子もお願いしたい」と希望を出すので
どんなに施設が増えても追いつかない。
かといって、都会のように営利目的の放課後等デイを増やしてもらっても困る。


長野市の場合、
障害者手帳がなくても医師の診断があれば福祉サービスが利用できます。
地域の小中学校にいる発達障害のある子ども達は全員、放課後等デイを利用できます。
どう考えても、いまの受け入れ先の数では足りません。


地域の小中学校にいる子どもたちが
放課後になると迎えに来た車に乗って地域外の事業所に行くというのも
「子どもは地域で育てる」という構想からは外れます。


少し先を行くお母さんに聞くと
高等部を卒業したら利用できる福祉サービスはほとんどないそうです。
それを聞くと、制度があるから利用するのではなく、
制度はあるけれど将来のためにこの日は一人で過ごす練習にしよう。とか
この日はプラザに行ってクラスの子ども達と遊ぼう、
のように色々な経験をしておくことも大事じゃないかな。

いずれは地域で暮らしていくのだから。



そんなことを思いながら、ぎっくり腰の痛みに耐えていた待合室でしたface02icon10


・・・・・・・・・・・・・・【参加者募集中】・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
春休み特別企画「親子でアンガーマネジメント講座」

日 時 3月22日(水)10:30-11:30
    3月26日(日)10:30-11:30
会 場 FABB(長野市川中島町今里1008-1)
参加費 親子一組 2,000円
    親のみ  1,300円
    子のみ   700円
申込先 https://goo.gl/eaQBS1 
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・  

Posted by しまりー at ◆2017年03月13日03:13

年度末はまとめの時期です

長野市障害ふくしネット(協議会)こども部会の今年度最後の執行部会でした。
3月28日の全体協議会に向けて、一年のまとめ作業をしました。

立場の違う人の意見を聞くのはとても勉強になります。

親の立場だけでいれば「もっと福祉サービスが使えるようになってほしい」
「学校の先生はもっと勉強するべき」「行政ってやつは」と言いたくなるけれど
こども部会の部会長のときは、親の立場を横に置いています。


親の立場を横に置いて話を聞いてみれば
福祉事業所の運営の大変さ
先生という立場の多くはわかろうとしてくれていること
担当になる行政の方も入れ替わりが激しく思い半ばで異動していること
福祉サービスを政策に入れていくことの大変さ
などなどみえてきます。

障害のある子どもへのために行動してくれる方は多いけれど
「こうなったらいいな」を実現していくためにはまだまだ先は長いです。
だけど、振り返ってみると確実に進んではいます。


数年前までは、毎年同じ悩みが出て解決しないでぐるぐるしていました。
例えば、

子どものことで相談すると障害福祉課を案内される。
まだ障害かどうかわからない段階でそこに行くのは親としてはつらい。
障害の有無に関係なく相談できる窓口がほしい。


という課題は、こども相談室ができて相談窓口が一本化されて解決。
相談者にとって「相談して良かった」かどうかは別の話ですが・・・


園の巡回相談が足りない。それに複数の担当者が同じ園に行くから現場が混乱する。


と連携の必要性を確認して終わっていた課題も
こども未来部主導で巡回相談員の連携会議や地域発達支援会議が開催されるようになり
行政と福祉と医療とが顔の見えるつながりができたそうです。


他にも、療育コーディネーター企画の勉強会が定期的に開催されるようになってきたり、
相談や放課後等デイの受け入れ先も増えてきたり、
振り返ると数年前とは状況が変わってきていることに気が付いたので
来年度は「こども部会が担うべき課題を整理する必要がある」
というところで落ち着きました。


私の執行部生活もこれで卒業です。
来年度も執行部に残ってと引き留めて頂いたのは嬉しいけれど
いつまでも同じ人がいるのはよくないし、
のど元過ぎれば・・・で、我が家のムクも高等部になれば生活も落ち着くし、
子どもの年令が小さい方に入ってもらい、より熱い議論をしてほしいな。

こども部会は本当にたくさんの参加者がいるので
進行しながら意見を集約したり(全ての集約は無理だけどicon10
参加者それぞれの参加目的に見合った内容で進めたりするのは難しかったです。
でも、ファシリテーションの難しさと面白さを学ばせて頂きましたicon01
来年度からは一人の部員として参加する予定ですicon22

  

Posted by しまりー at ◆2017年03月07日00:28

春休み特別企画☆親子でアンガーマネジメント講座♪

春休み特別企画「親子でアンガーマネジメント講座」を企画しました。

「うちの子、最近イライラしているみたい」
「ついつい感情的に怒ってしまう」

そう感じている皆さん!
この機会にアンガーマネジメントに触れてみませんか。
(画像をクリックすると大きくなります)


日 時 3月22日(水)10:30-11:30
    3月26日(日)10:30-11:30
会 場 FABB(長野市川中島町今里1008-1)
参加費 親子一組 2,000円
    親のみ  1,300円
    子のみ   700円

講 師
キッズ担当 小宮山聖美(キッズアンガーマネジメントインストラクター)
オトナ担当 花石多希子(アンガーマネジメントファシリテーター)

※駐車場あります。
※同じ会場で、親子別々の講座になります。
※オトナ版は体験講座です。
※講師は一般社団法人日本アンガーマネジメント協会認定インストラクター、ファシリテーターです。

申込・問合せ担当
コーチングオフィス ルミルーノ(田中)

申込・お問い合わせはこちらのフォームからお願いします。
URL https://goo.gl/eaQBS1   

Posted by しまりー at ◆2017年03月06日13:15